肝臓とニキビの深い関係

ニキビは、女性はもちろん男性の中にも悩みを持つ人が多いといわれています。私も学生時代は悩んだものですが、今ではしっかりとケアしているという自負もあってか、ニキビで悩むことはありません。ところで、どのようなニキビ対策をみなさんはおこなっていますか。こまめに洗顔をおこなったり、もしもニキビが出来ても触れないようにしたり、薬を塗るなどの治療をしたりと、さまざまな対策をおこなっていると思います。

一般的にニキビは、顔を清潔にしていれば出にくいものと思われています。皮膚を清潔にすることは間違いなく良いことです。ケアをこまめにおこなうことで、毛穴が詰まることで起こるトラブルも回避できますし、清潔にすることで毛穴へのバイ菌の侵入も防げると思います。皮脂が原因で出るニキビや生理で出るニキビ、ホルモンバランスが原因で出るニキビ、このようなニキビは皆さんのなかにもご存知の方が多いと思います。

一方、意外と知られてないのが、肝臓の働きが原因となって出るニキビです。肝臓の働きもまた、ニキビが出ることと深く関係しています。肝臓の主な役目といえば毒素を減らすことです。例えばお酒などを飲んでアルコール分を摂取したとき、肝臓には入ってきたアルコールを無毒化する働きがあることはよく知られていますね。では肝臓の働きが弱くなるとどうなるのか。肝臓の働きが悪ければ無毒化する動きも鈍くなるということですから、血液が汚れてしまうことに繋がります。この血液の汚れが、ニキビの出る原因、もしくは悪影響を及ぼす要因のひとつなのです。つまり、肝機能が低下してしまうということは、ニキビが増えてしまう原因となってしまうのです。

肝臓を低下させてしまう原因として最たるものといえば、やはりアルコールです。お酒を飲むと、肝臓がアルコールを分解しようと働いてくれますが、これが過剰な量ともなれば、肝臓にかかる負担も大きくなってしまい、肝機能が低下することになってしまいます。お酒は適量でたしなむことや、普段から休肝日を設けて、肝臓を休ませるとも必要です。また、アルコールだけでなく、揚げ物などの油っこい物を過剰に食べ過ぎても肝臓は弱くなってしまいます。ほかにも薬を使うことで、薬に含まれる抗生物質などが原因となり肝機能が低下する場合もあります。肝臓にはたんぱく質やビタミンなどの栄養素を蓄え、いざという場合に補給してくれる働きや、不要な量の黄体ホルモンをなくしてくれるという働きもあります。このように、肝臓の働きはどれもニキビと深い関係にあるので、ニキビ予防のためにも肝臓をきちんといたわってあげましょう。

果物やレモンなどの柑橘類、野菜は肝臓に良い食べ物とされています。逆に揚げ物や油っぽい肉類は肝臓に負担をかけるものなので食べ過ぎないように気をつけましょう。それから、老廃物を体内に溜め込むことも肝臓には良くありません。マッサージや適度な運動などで新陳代謝を良くして、老廃物を体外に排出する努力をしましょう。また、過労や対人関係などによるストレスの溜め込みも肝臓には悪影響を及ぼします。上手く気分転換をおこなったり、仕事の合間に休憩を取るなどして、できるだけストレスを発散するようにしましょう。